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日常的に持ち歩き、気になるシーンがあれば取り出してすぐに動画を撮る

レポートしていただいた商品の情報

興味を持ったきっかけは？
動画を撮りたかった。でも予算はそれほどなく、気軽に撮影できてパソコンとの相性の良いカメラを探していたところギガショットに出会った。

どこがよかった？
とにかくHDD録画というところが心強い。4GB内蔵HDDのため、動画も静止画もストレスなく保存していける。 そして普通のデジカメとしても非常に高性能。小さい、軽い、高画質、そして思ったよりも安い。

気になったところは？
液晶モニターが若干小さいところ。愛用のデジカメと比較すると多少気になる。

どんな人におすすめしたい？
ビデオカメラを一度も所有したことのない人。
静止画、動画ともにクオリティを求めている人。
日常的に、メモクリップ的に動画を撮りたいと思っている人。

詳細レポート

数年前からデジカメを持つようになって、写真に色々なものを残すことの大事さということを良く考えるようになった。

人生というものは、常に移り行くものである。どれだけ感動的な瞬間が訪れたとしても、それはほんの一時のことだし、同じ時を過ごす人が変わることもあれば、人は必ず歳をとる。

そんなときに、いくら平面画であるといえども（空気や匂いを残すことはできない）
写真や動画でその時の風景を残すことができるということは、非常に有難いことである。

時が経って、保存しておいた写真や動画を見直すことによって、リアルに過去の状況を思い出すことができる。

私が残しておきたいと思うものは、身近な人の自然な顔や、仕草、声である。
可愛がっているペットの画像や、友達とわいわい食事をしている時の様子、そして、家族や両親との風景などだ。

デジカメはもちろん最近では携帯電話にも動画機能は標準で搭載している。
が、しかしやはりひとつ物足りないし、使いこなしにくい。

専用機が欲しい。

そこで見つけたのが東芝のギガショット（gigashot）。
HDDムービー録画ができ、なおかつデジカメとしての性能も高い逸品なのだ。

まずはコンパクトなのがいい、録画も撮影も再生も片手でできるのはとても便利。
携帯電話2つ分くらいの大きさだからカバンに入れていつも持ち歩ける。
液晶モニタ部分を起こすだけで自動的に電源が入るから、分かりやすい。起動がとにかく早い。格納時には電源ボタンは液晶モニタに隠れて見えないため、カバンの中に入れたまま間違って電源がONになってしまう心配もいらない。

　

コンパクトだから片手ですべての操作が可能	液晶モニタを立ち上げると自動的に電源が入る

片手といってもほとんどの操作は親指だけで完結してしまう。録画ボタンやズームレバー、ジョグダイヤルなど、マニュアルを確認せずとも直感的にすぐ操作にも慣れる。ジョグダイヤルの中心にあるスティック型十字キーも上下左右に倒すことによりモードメニュー等を簡単に呼び出すことができる。これにはちょっと感動。

　

親指で操作するボタンやジョグダイヤル等。録画を始める時は上部右側にあるRECボタンを押す	ジョグダイヤル中心に位置するスティック型十字キーによりモードメニューを簡単呼び出し

実は人差し指も一度だけ使う時がある。
静止画を撮影する、つまりシャッターを押す時だ。レンズ側に位置するシャター（RECボタン）を押す時が人差し指の出番である。

そしてこの静止画撮影はなんと動画の録画中にも可能なのだ。動画の録画中でも気に入ったショットが撮れそうなら、パシャパシャと勝手気ままに写真を撮ればいいのだ。

　

レンズ側にあるシャッター（RECボタン）。 ギガショットを握ると人差し指の先がちょうどこのボタン付近に来る

さて、気になるのが動画可能時間や撮影可能枚数である。

なんと、4GBのHDDに最高画質で約1時間25分、最長約4時間の動画を撮影することが可能。静止画では約500万画素の写真が約3,000枚も撮れる。こんな小さいカラダのどこにそれだけのパワーが隠されているのだろうか・・・。

4GBの内蔵HDDだけでも十分満足なのだが、さらにSDカードも利用できるのがうれしい。他のデジカメやパソコンへのデータ移行にも大変便利だし、内蔵HDDがパンクした時の予備メモリとしても威力を発揮する。

パソコンへのデータ転送はUSBケーブル経由で行なうこともできる。専用のクレードルを使えばHDDにたまった大容量の動画や静止画データをパソコンに簡単に転送することができるのである。そして、このクレードルは充電器としての役割も果たしている。

さらに私はまだ試していないが搭載されたLANポートもを利用すれば、動画データを東芝製のDVD＆HDDレコーダーへと画質劣化のない状態で丸ごと転送することが可能である。

　

SDカードはパソコンや他のデジカメ機器とのデータ交換に役立つ	専用クレードルはデータ転送中継のための必需品といえる

さて、撮影したデータはどのように確認するか？
本機の液晶モニタやデータ転送後のパソコンなら当然可能だが、クレードルにAVケーブルをつなげば家庭用テレビでも表示させることができる。

自宅でも友人宅でも、さっき撮った動画や写真をリビングのテレビでみんなと一緒に観ることができる。楽しいひとときになるに違いない。
　

リモコンでテレビから離れたソファーからも操作可能	これまたクレードルのお世話になる

動画も本当にキレイに出力される	静止画のクオリティも申し分ない

こんなにコンパクトなのに、高性能なギガショット、気になるのは値段だろう。
しかし、これが驚くほどに低価格の59,800円。コストパフォーマンスに大変優れているのだ。

2台目のサブムービーカメラとして、また小さい子供のいるママ専用機として、このギガショットはうまく働いてくれそうだ。もちろんビデオカメラ初心者にも十分おすすめできる商品といえる。

日常的に持ち歩き、気になるシーンがあれば取り出してすぐに動画を撮る。これまでならデジカメで写真を撮る感覚で動画を撮ることが可能になっているのだ。これなら毎日、軽快に動画を撮りまくることができる。

そしてデータはパソコンやテレビで簡単に確認できるし、データ転送の汎用性も高い。
動画データはパソコンや東芝レコーダー機を通してDVDディスクへ保存することもできる。

大容量の録画、撮影が可能だから、画質が悪いのではないかという心配には及ばない。

「DVD画質並みの動画と約500万画素写真を撮る・見る・残すことが可能」という触れ込みに偽りはない。

あまりにも人気が高く品切れが多いようなので、見つけた時はぜひとも購入していただきたい商品である。