デロンギ オイルヒーター

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ひっそりと、だけど確実に部屋が暖かくなっていました。

レポートしていただいた商品の情報

デロンギ オイルヒーター > ・商品名:デロンギ オイルヒーター
・参考価格:22,800円(税込) by Amazon.co.jp
・レポート提供者:まんまるぽん太さん(主婦・高知県)
・わがままおすすめ度:★★★★★★★★☆☆(8点)

興味を持ったきっかけは?
もともと暖房器具はエアコンとコタツしか持っておらず、エアコンの温風はのどが痛いしコタツだけでは寒さが厳しいし、ということで暖房器具を探していました。温風の出ないものを探していたところ、デロンギのヒーターを勧められ、性能などを調べて良さを実感し購入を決めました。

どこがよかった?
温風を出すタイプではないので、のどが痛くならず乾燥もある程度軽減されるところ。ほんわかと暖かく、音も静かです。また、じっくりと暖めてくれるので夜中にずっとつけていても暑くなりすぎず、空気そのものが暖かくなって家の中を循環してくれているように感じます。また、24時間タイマーのおかげで毎日決まった時間にオンオフしてくれるので、切り忘れやつけ忘れがなく、朝暖かい中を起きられます。

気になったところは?
電気代が若干かかるところと、たこ足配線ができないところ(ワット数が高いので安全のため。延長コードも不可です)。また、暖まるのに時間がかかるので急速に部屋を暖めるのには不向きです。ただし、電気代は弱・中・強とスイッチを切り替えたりしてある程度自分で節約できるし、一日中つけているのでなければ、そんなに高くはならないと思います。

どんな人におすすめしたい?
のどの弱い人や、乾燥肌の人。温風での暖めに比べると格段に楽になります。また、授乳中の方にも、夜中の授乳で肌を出していてもほんわかと暖かいのでおすすめです。朝「寒くて起きられない!」という人にもいいかもしれません(笑)

詳細レポート

冬の厳しさというと、「寒さ」と「乾燥」が思い浮かびます。けれど寒さをしのぐためにヒーターを入れると温風で喉はカラカラ、肌はパリパリ・・・・・・家でなくてもいろいろなところで、そういった経験は誰しもあるのではないでしょうか。

結婚して1年目の頃、我が家では暖房器具といえばコタツとエアコンの暖房しかありませんでした。エアコンの暖房はすぐに暖かくなりますが乾燥がひどく、寒さを我慢するより結局風邪をひきやすくてあまり使わないようにしてきました。かといってコタツだけでは冬を乗り切れそうにありません。そこで、暖房器具を買うなら何がいいか検討を始めました。

私たち夫婦は二人ともかなりの乾燥肌。加えて主人は肌が弱いので、冬場の乾燥でまぶたが切れてしまったりすることもしばしばでした。喉の乾燥から風邪をひくことも多く、買うなら温風の出ないタイプにしようと決めていました。

まず初めに考えたのは、床暖房のような暖かさ。私の実家では床暖房を導入しているのですが、足元からじわじわと暖かさが上がってきて、最終的には部屋の空気全体が暖かくなるところがとても魅力的です。それに、風で埃が舞うこともなく、暖房が乾燥の原因になりません。

そんな暖房はないものか? と探していたところ、人からデロンギのオイルヒーターを勧められました。

 

我が家のデロンギ・オイルヒーター

このヒーターは、オイルの入った薄いパネルがアコーディオンのように10枚並んでいて(対応している広さによっては、パネルの数が少ないものもあります)、そのパネルの中を暖められたオイルが循環することで暖かさを発します。ヒーターそのものがじんわりと暖かくなるので、周囲の空気が暖まり、その空気がまた循環して部屋全体が暖まります。

 

オイルの入った薄いパネルが並んでいる

だから空気を汚さないし、いたずらに乾燥させません。機能はオン・オフのスイッチと24時間タイマーといういたってシンプルなもの。見た目にもすっきりして、部屋の外観を損ねません。

さらに使用者の声を調べていくと、「喉が痛くならない」「やわらかな暖かさ」など、体に優しいことはお墨付きのよう。これは探していた条件にぴったりでは? ちょうど私は妊娠しており、次の冬には小さな赤ちゃんがいることもわかっていたので、体への優しさを考え、このヒーターを買うことに決めました。

届いたヒーターはかなり大きくて、最初はびっくりしました。新聞を縦に開いたのよりまだふたまわりほど大きく、背の高い機器という感じです。

 

縦に開いた新聞より大きい

重さも相当ありますが、キャスターが付いているので移動はらくらく。使わないときはコードをタイマーの下の出っ張りに巻きつけておけるので、すっきりとしまえます。

 

コードは巻きつけておける

つけてみると、始めは「本当についているの?」というくらい、なかなか暖まりませんでした。高い買い物だったので、「話が違う!」と思わずがっかり。けれど、30分ほどしてくると、じわ?っとほかほかの空気が漂ってきました。1時間もすると、「あれ? なんかこの部屋あったかいよねぇ・・・・・・」ひっそりと、だけど確実に部屋が暖かくなっていました。スロースターターの、さりげないやつです(笑)

普通温風を出すヒーターの場合、噴出し口はかなり熱くて、近くにいると「熱い!」ということになってしまったりするのですが、これはそばにいるとまるで陽だまりの中に入っているような暖かさを感じることが出来ます。もちろんパネルは熱いので触れませんが、真横にいてもほんわかと暖かく、最初に期待していた通り、喉も痛くならなければパリパリと肌が乾燥していくということもありませんでした。

4時間の時計のような形のタイマーは設定もいたって簡単。15分おきに目盛が付いていて、そのそれぞれにオンオフのスイッチがあるので、つけたい時間の分スイッチをオンにしておけば、あとは24時間それにしたがってずっと動いてくれるのです(写真では昼の2時から30分、夜の11時から翌朝5時までの設定になっています)。

 

時計のような形のタイマー

我が家では基本的に夜から朝にかけてつけていますが、毎日同じ時間に設定するもよし、次の日の気候や予定(早起きするとか、寝坊してもよいとか)に合わせて毎日細かく設定するもよし、の自由自在です。何より嬉しいのが絶対「つけっぱなし」にならないこと。使うにはそのタイマーを使いたい時間に合わせるしかないので、必然的に切れる時間も設定することになるのです。また、24時間の設定がずっと残っているので予約忘れもありません。

温度設定は、500W(弱)と700W(中)の2種類のスイッチがあり、両方オンにすると1200W(強)になります。気密性の高い部屋で使えば、弱でも十分暖かいと思います。我が家はアパートで、リビングと隣の寝室を開放して2部屋にまたがって使っていますが、寒い時でも「中」で大丈夫です。

 

2種類のスイッチがある

危惧していた電気代は、意外にもそれまでとさほど変わりませんでした。ただし、わけあって1日中つけっぱなしの時が何日か続いた月はさすがに高額に。でも、電気代はつけ方次第で節約は可能だと思いますし、1日中つけっぱなしにすることはあまりないのではないかと思います。

このヒーターをつけるようになってからは、朝布団から出るのも少しつらくなくなったような気がします。朝の着替えでぶるぶる震えることもありません。今年は赤ちゃんと一緒の冬を迎えます。まだまだ夜中の授乳の必要な時期ですので、活躍してくれる期待は大です!

 

デロンギ オイルヒーター > ・商品名:デロンギ オイルヒーター
・参考価格:22,800円(税込) by Amazon.co.jp
・レポート提供者:まんまるぽん太さん(主婦・高知県)
・わがままおすすめ度:★★★★★★★★☆☆(8点)

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